ブラシ部分がギザギザにカットされたもの、平らなもの。
先端が細いもの、丸くなっているもの。
ブラシの面積が大きいもの、小さいもの。
ブラシ一本一本がドリル状にねじれているもの。
電動のもの。
ざっと思い浮かべただけでもかなりの種類の歯ブラシが売られています。

私の母はいわゆる「極細毛」の歯ブラシの愛好家です。
歯と歯のあいだや、歯茎の隙間にあの細い毛が入ってしっかり磨ける感じが気にいっているらしく、始めて使ったときからはや数年、もうずっとこのタイプのものだけを使い続けています。
昔は安さ重視で二桁で買えるような安物ばかり使っていたのに、いまは多少値段が張ろうとも絶対にこれを買うようになりました。

対して、私はこのタイプがどうしても苦手で、安物の歯ブラシばかり使っています。
母が気にいっている、あの隙間に入っていく感じがどうも耐えられないのです。
また、これは私の勝手な思い込みでしょうが、ある程度の太さのあるブラシのほうがしっかり磨けている気もします。

ただ、安物の中にはやたら毛が固いものもあります。
私はつい力をこめて歯を磨いてしまう癖があるので、このタイプのものを使うと歯茎を傷めてしまいます。ひどいときには出血さえしてしまうのです。
そのため、買うときには絶対に「かため」と書かれたものは買わないようにしています。

そういえば小学生の時、電動歯ブラシしか使わないというクラスメイトがいました。
両親が電動歯ブラシ愛好家だったため、彼にとっては歯ブラシといえば電動のもの普通だったんだとか。普通の歯ブラシを使った経験は数える程度しかないと言っていました。
彼は林間学校や修学旅行にも電動歯ブラシを持ってきていました。
同級生から珍しがられて、そのことにキョトンとしていたのをよく覚えています。

電動歯ブラシ、私はまだ使ったことがありません。
特に必要性を感じない、とも思うのですが、一生に一度くらいは体験してみたいです。