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This is what I love the most

who knows you better than your family?

旦那がお酒を扱っているものだから、全くワインが飲めない私でもボジョレーヌーボーの解禁日は気にするようになってしまいました。
飲むわけではなくて、解禁日から数日は旦那の仕事が忙しくなるからです(笑)。

旦那のバーはワインバーではないので、普段は数種類のワインしか置いてません。
お客様に頼まれた時だけ銘柄指定で買い付けに行きます。
しかし、毎年日本人はボジョレーヌーボーの解禁を喜ぶので、一応ボジョレーヌーボーの仕入れだけはしています。
一見さんが飲みに来る場合も多いですからね。

毎週火曜日は定休日で、旦那にとっての水曜日は一般人の月曜日に当たります。
つまり、あまり気合いを入れて働きたくない日でもあります。
「解禁日が水曜日じゃなくて良かったよね」と話したことがあります。
ところが、日付けが変わって「カンパ~イ」と盛り上がりたい人もいるのです。
それを狙って来店するお客様もいるので、水曜から木曜に変わる時間帯は毎年忙しそうです。

私はワインが飲めないので、旦那と知り合うまではボジョレーヌーボーが美味しいものなのだと思っていました。
自称ワイン好きが騒ぎ出すので、さぞかし美味しいのだろうなと思っていたのです。
しかし、旦那から「美味しいわけがないだろう。その年に出来たばかりの葡萄で作っているんだから、ほとんどジュースだよ」と教えてもらいました。
お酒は寝かせて飲むものですものね!
しかも、ワインのようなものは熟成した方が香りも味も良くなっていきます。
そう言われると、本当にワインが好きな人であればボジョレーヌーボーを美味しいとは言わないのでしょう。

少し調べてみたのですが、他の国でもボジョレーヌーボーを飲んでいる地域はあります。
しかし、シェア率は圧倒的に日本が高く、産地であるフランスではほとんど飲まれていません。
それもそのはずで、その年に出来た葡萄の品種を確かめるために作られた新酒だから日本人のように騒ぎはしないのです。

日本ではワインを勉強する女性が増えました。
でも、勉強している人でさえ好んで飲んでいます。
ワイン好きはうんちくが好きですが、あまりよく分かっていないのに語られてもうんざりするだけです。

ところで、フレッシュさが売りのボジョレーヌーボーとウェルチのグレープだったら、どちらの方が美味しいのでしょうね?
比べてはいけませんか?(^_^ゞ

最後まで生き様を見せてくれた1人-森光子さん

Posted by admin on 2013年1月9日
Posted in 日記 

今朝の新聞を見て本当に驚いた。
ビッグニュースが2つ載っていたからだ。

昨日の夕方、旦那から「さっき接骨院で国会中継聴いてたら、勢いで解散発言出ちゃったよ。忙しい時期に選挙なんて馬鹿かよ」と怒り心頭で電話が掛かってきた。
野田首相が思わず言ってしまった衆院解散のことだ。
明日の一面も朝のワイドショーも、トップは解散の話でもちきりだろうと思った。

ところが、衆院解散よりも世間の人達が驚いたであろう記事が一面にあった。
大女優森光子さんの訃報だった。
ワイドショーでは、衆院解散よりも大きく取り上げられている内容だった。

ここ数年表舞台には出ていなかった森さんだが、最後の最後まで生き様を見せてくれたように思う。
こういう言い方は失礼かもしれないが、不死身のようにも思っていた。
80歳後半という年齢で前転をしていたのがとても印象的で、私はここまで元気に生きられるのだろうかと思ったものだ。

今のお年寄りは長生きの方も多い。
90歳過ぎても元気にしていらっしゃる方は非常に多いのだ。
笑顔で過ごしているかのように思えるが、この年代の方々はあるものを乗り越えてきた。
戦争という悲しい過去である。
望んでもいないのに大切な人を奪われた、あの忌まわしい過去だ。
森さんも戦争を乗り越えて大女優になった1人である。
だからなのか?いつも輝いているように見えた。

92歳という年齢だから、老衰でお亡くなりになられたのかと思っていた。
死因は肺炎による心不全とのことだった。
私が勝手に不死身だと思っていた彼女は、肺炎に負けてしまった。
高齢者の風邪や肺炎は命取りになることが多い。
そんなものに負けてしまったのかと思ったら、なんだか悔しくなってしまった。

森さんの訃報を見て、ふと母方の祖母と従兄のことを思った。
祖母は来年の1月で23回忌を迎える。
そして、同じ年に亡くなった従兄も23回忌を迎えるのだ。
月日が経つのは非常に早い。

私は意識が朦朧としている祖母が、「早くお爺ちゃんのところに戻って」と家で1人待つ体の不自由な祖父のことを思って母を帰そうとしたことを強く覚えている。
死期が近付いているのにもかかわらず、最後の最後まで祖父のことを想っている愛情深い人だった。

身近に素晴らしい生き様を見せてくれた人がいて、森さんのように表舞台で生き様を見せてくれる人がいる。
私は恵まれているのだろうか?
なんとなく生きている今の自分が、未熟であることを思い知らされる。
誰が相手でもいい。
私も生き様を見せられるような人になろうではないか。
その為に、どうしても叶えなければならないことがある。
明日からと言わず、少しずつ準備をしていこうと誓った。

うなぎ

Posted by admin on 2012年5月24日
Posted in つぶやき 

元気を出したい、スタミナが欲しい、そんなときに食べるものとして思い浮かぶのは、肉やにんにく、そしてうなぎではないでしょうか?

甘辛いタレにふわふわでしっとりした食感。タレが染みこんだご飯と一緒に食べればどんなに食欲がないときでもいくらでも食べられそうです。
細かい骨が苦手という人もいますが、よく噛めば何の問題もありませんよね。

うなぎは国産モノとそうでないもの、また養殖ものなどでけっこう味の違いが出ます。
私は皮が厚く食感がぐにゅっとしたものがどうも苦手なのですが、逆に姉はその食感が好きだといっています。
まあ、姉は伸びきったそばや湿気たスナック菓子などが好きだという変わった味覚の持ち主なので、このうなぎ好みもかなり変わっていると思います。

うなぎはふいに食べたくなるときがあるんですが、やはり美味しいものを買おうと思えば高価になりますし、家族が多いところなどでは一人当たりの量が本当にささやかになってしまいます。

そんな時、我が家では思い切ってうなぎを細かく刻んでご飯に混ぜ込んでしまいます。
買ったうなぎをトースターで軽くあぶり、食感が残る程度に細かく刻み、付属のタレと一緒にご飯に混ぜ込みます。うなぎの味がご飯全体に行き届くので、うなぎの少なさなんて全く気にならなくなります。
ご飯の量によってはタレの味が足りず、ほのかーに甘い味がする程度になってしまうんですが、そんなときはお湯で薄めためんつゆなどをかけて混ぜるとどうにかなります。
うなぎを売っている場所によっては、店員さんに頼めばうなぎのタレを多めにもらえます。仮にあまっても別の料理に利用できるので、恥ずかしがらずにもらえるだけもらってしまいましょう。

ところで、うなぎと梅干は一緒に食べてはいけないと聞きますが、あれは一対なぜなんでしょうか?
科学的な理由があるのか、はたまた迷信なのか……
ちょっと調べてみようと思います。

ガチャポン

Posted by admin on 2012年5月24日
Posted in つぶやき 

私は誘惑には比較的強いほうだと自負しています。
無駄遣いを控えるためにコンビニにはあまり立ち寄らないようにしていますし、どんなに喉が渇いても家に帰る途中で飲み物を買ったりはせず、家に着くまでガマンしたりしています。
そんな私が、つい誘惑に負けてやってしまうもの。それはガチャポンです

ガチャポンは種類が豊富で、アニメやゲームのグッズ的なもの、動物や恐竜などの小さなフィギュア、乗り物や建物の模型、個性的なストラップなどおもしろい物がいっぱいあり、つい「おもしろそうだし一回だけやってみよう」と思ってしまうのです。

そして、ガチャポンの恐ろしいところは「一回だけ」と思っていても「一回だけ」で済むケースはごく稀なところです。

まわす時、私はほぼ無意識に、頭の中でそのガチャガチャに入っているラインナップを、欲しいものと、欲しくないものとの二つに分けます。そうすると、かなりの高確率で欲しくないものが出てきてしまうのです。
それがたった100円のものでもなんとなく負けた気になってしまい、「100円出してこんな不愉快な気分になって終わるのなら、いっそもう100円くらい出して欲しいもの出してからやめたほうがいい」と考えてしまうのです。
そうして自分が欲しいものが出るまで延々と回し続けてしまう……。そんな失敗をもう数え切れないほどしてきました。

ガチャポンのあの魔力はなんなんでしょう?
欲しいものが出てくる確証なんてないのに、つい回してしまう。
欲しくないものがでてくる確立のほうが高いのに、それでもつい100円玉をセットしてしまう。
たとえ一回100円でも、塵も積もればなんとやら、合計したらそれなりの出費になってしまうと言うのに……

あの魔力に抗う方法、誰かに教えて欲しいものです。

もはやコーヒーじゃない

Posted by admin on 2012年5月24日
Posted in 未分類 

大人でもコーヒーが飲めない人は多くいるようです。
砂糖を大量に入れないとコーヒーが飲めない人、牛乳を入れないと飲めない人、砂糖も牛乳もいれないと飲めない人、いろんなタイプがいます。

大のコーヒー好きで飲む時は基本的にブラックの私にはあまり理解できません。
もちろん、私も砂糖や牛乳をいれてコーヒーを飲むことはあるので、コーヒーはブラック以外認めない、なんてことはいいませんが、やはりコーヒーのコーヒーたる要素はあの苦味だと思うので、その苦味を消さないと飲めないと言うならいっそ飲まなければいいのに、と思ってしまうんです。

姉もコーヒーが苦手な1人です。普通のコーヒーは飲むことができません。
でも姉はほかの人と違って、かなり変わった飲み方でならコーヒーを飲むことができます。

それは、インスタントコーヒーを規定の量の何倍ものお湯でありえないほど薄める、という飲み方です。
はっきり言って、あれはとてもコーヒーとはいえません。
まず色が、紅茶程度の濃さしかないのです。
匂いも確かにコーヒーのそれではあるのですが、色と同様に非常に薄まったものになっています。

一度、無理やり飲まされたことがありました。
「おいしいから!絶対おいしいから!騙されたと思って!世界変わるから!」
騙されたくないし世界も変えたくない!と必死に抵抗しましたが、結局飲まされました。
……はっきり言って、激マズでした。
コーヒーでなく、味や風味で言ったら麦茶やほうじ茶に近いような、なんともいえない味でした。
私が黙りこくっていると、姉は目を輝かせて「ほら!おいしくてびっくりしてるんでしょ~。世界変わったでしょ!」といってきました。
まだ手に持ったままだった麦茶モドキを姉にかけなかった自分を褒めてやりたいとすら思います。

やっぱり、コーヒーはコーヒーとして本来あるべき姿で飲むべきだと思います。

夜更かしで肌荒れ

Posted by admin on 2012年5月24日
Posted in つぶやき 

最近、録り溜めたドラマをみたりネットショッピングをしたりして夜更かしをしていたせいか、顔の肌がかなり荒れてきてしまいました。
額や眉間ににきびができ、目の下の辺りや口周りの皮膚が乾燥してがさがさします。
乾燥している部分には赤みもあり、ちょっと痒さも感じます。

けっこうひどい状態になってしまいましたが、野菜などでビタミンを摂取し、きちんと睡眠をとっていくうちに、だんだん治ってきました。

しかしここで疑問がひとつ。「睡眠不足は肌に悪い」とはよく聞きますが、そもそもなぜ睡眠時間が短いと肌が荒れてしまうんでしょう?

ちょうどそのころ、テレビ番組で肌荒れに関する特集をやっていたので見てみました。
なんでも、人は眠っている時に体の中で「成長ホルモン」と呼ばれるものが大量に分泌され、そのホルモンによって古い肌が新しく作り変えられたりするんだそうです。
つまり人が寝ないことにはそのホルモンが分泌されず、古い皮膚がいつまでたっても新しく作り変えられないために肌が荒れてしまうんだとか。
また、成長ホルモンは体の中の悪いものや不必要になったものなどを排出させる働きもあるんだそうで、成長ホルモンがないとその働きも止まってしまい、悪いものが排出されずいつまでも体にのこってしまうんだそうな。
私の顔に起きたにきびと肌荒れは、やはり睡眠不足が原因だったようです。

成長ホルモンがもっとも多く分泌されるのは夜の12時から2時くらいまでなので、その時間はきちんと寝ておくことが大事なんだとか。

と、ここで新たな疑問が。
その、一番成長ホルモンが分泌されるという12時から2時の間をしっかり寝ておけば、それ以外の時間は起きていてOK、ということにはならないのでしょうか?

ちょっと調べてみましたが未だわかりません。
誰に聞けば教えてもらえるでしょう……?

油麩

Posted by admin on 2012年5月24日
Posted in つぶやき 

お麩にはいろんな種類があります。
シンプルな丸形のもの、花の形や鞠のような形のきれいな麩、ドーナツのような形の車麩などなど。
我が家で最も重宝しているお麩は、宮城名物の油麩です。

油麩はその名のとおり、油で揚げてできあがる麩です。
麩なのでそのものにはあまり味はないのですが、油を含んでいるため料理していくうちにその油がほかの具材や煮汁などに染み出て、全体にほどよいコクをもたらします。
パッと見は、こんがりと焼けた小型のフランスパンのようです。これを包丁などで輪切りにして調理します。

普通の麩と同じように味噌汁に入れて食べるのもポピュラーなようですが、油麩を使った料理の中で最も有名なのは油麩丼です。
カツ丼や親子丼のような甘辛いだし汁で細いクシ切りにしたタマネギを煮て、火が通ったところで油麩を投入。油麩がだし汁を十分に含んだところで溶き卵を流しいれ火を通し、半熟の状態でご飯にかけて出来上がりです。
油麩の油でコクのある味わいになるのですが、動物性たんぱく質は入っていないためかなりヘルシーです。
だし汁をたっぷり含んだ油麩はジューシーで、肉には出せない食感がありなかなか美味しいです。
あっという間に作れるので、我が家では時間がないときなどにもよく作ります。

肉じゃがを作るとき、肉の変わりに入れても美味しいです。肉を使わない分やっぱりヘルシーですし、それでも油でコクがプラスされるので野菜だけで作る煮物より何倍もおいしく出来上がります。

油麩は割れやすいので、切るときは注意が必要です。
包丁で切るときは、パンのように包丁を動かして切るのではなく、一気に包丁をすとんと落とすようにして切ったほうが比較的うまくいきます。

肉の代わりに使える油麩。ぜひお試しあれ。

ドライヤー焼け

Posted by admin on 2012年5月24日
Posted in つぶやき 

私は髪が短いので、髪を洗ったあともドライヤーを使わず自然乾燥で乾かしています。
ある程度タオルで拭いておけばあっという間に乾いてしまうので、わざわざドライヤーを使う必要を感じないのです。

以前、自然乾燥は髪によくないよ、と美容師さんに言われたことがありました。
その時は「よし、今日からはちゃんと乾かそう」と思ったのですが、風呂上り後に水分をとったり洗濯物をまとめたりしているうちに髪が半分以上乾いてしまうため、「ここまで乾いちゃったらもういいよなあ」と思ってやっぱりドライヤーを使う習慣はつかずに終わってしまいました。

と言っても、ドライヤーを全く使わないわけではありません。朝、髪をセットする時は必ず使っています。風呂上りの、あとはもう寝るだけでセットする必要が無いというときは使わないことにしているのです。

そんな、ドライヤーを使う頻度が人より少ない私は、つい最近まで、ドライヤーの使いすぎで髪が焼けることがあるということを知りませんでした。

きっかけは友人の「最近髪が茶色くなっちゃってさー」という発言でした。
「染めてるんじゃなくて?勝手に色が落ちたってこと?」と私が聞くと、友人は溜め息混じりに「たぶんドライヤー焼けだと思うー」と返しました。
「……なに、どらいやーやけって?」私がそう聞き返すと、「なに知らないの?ばかじゃん」と笑われてしまいました。

ドライヤー焼けとはその名のとおり、ドライヤーのかけ過ぎで髪が焼けて、傷んだり茶色くなったりしてしまうことを言うんだそうな。
かけ過ぎるどころかかけることすら少ない私にはまるで縁のない話ではありますが、友人曰く「このくらいジョーシキ」なんだそうなので、ややショックでした。
でも笑われるほどのことではないよなあ……と今になって思っています。

ブックカバー

Posted by admin on 2012年5月24日
Posted in つぶやき 

私は本を読むとき、たいていブックカバーをかけます。
表紙を汚したくないという理由もありますし、公共の場などでカバーをかけないで本を読むのはなんとなく気恥ずかしい、なんてことも思ってしまいます。
もちろん、人に見られて恥ずかしい本を読んでいるわけではありません。
ただ、なんとなーく気になってしまうのです。自意識過剰、と言われればそれまでですが。

でも、電車やバスの中などで本を読んでいる人のほとんどがカバーをかけていますよね。
本屋さんでつけてもらったのをそのままにしている人が多いのかも知れませんが、中には市販されている布製や皮製のブックカバーを使っている人もいます。
「やっぱり自分が読んでいる本を積極的に人に見せたい人はいないんだ」と、なんとなく仲間意識のようなものを感じてしまいます。
何を勝手な、と思われてしまうかもしれませんが(笑)

さて、私はブックカバーは本屋さんでもらったものをそのまま使う派です。
でもこれ、本を買うたびにもらっているとけっこうな量が溜まってしまうんですよね。
私は基本的に読み終わった本はすぐ本棚に収納してしまうのですが、その時には何の本かわかるようにカバーは剥がしてしまいます。
よれよれになったものや汚れてしまったものは捨てますが、比較的綺麗な状態のものはもったいなくて捨てられません。でもそんなことを言って残していてはカバーは溜まる一方。
エコじゃないよなあ、とも思います。

そう考えるとやはり市販のカバーを使いまわすほうがいいのかもしれませんね。
最近では本屋や雑貨屋などでオシャレなカバーもたくさん売られていますから、気にいったデザインのものを何枚か買って、その日の気分や本の内容で使い分けても楽しそうです。

今度思い切ってマイブックカバーを買ってみようと思います。

存在感の薄い人

Posted by admin on 2012年5月24日
Posted in つぶやき 

存在感が薄い。影が薄い。
私は数年前まで、それがどういう人のことを言うのかまったくわかりませんでした。
たとえばひとつの空間に複数の人がいた場合でも、確実にその全員が視界に入るような状況だったら、特定の誰かだけの存在を認識できなかったり、その人の姿を目にして「あ、いたんだ」なんて思ったりするはずがない。ありえない。そう思っていたんです。

しかし、とあるコンビニでアルバイトを始めてから、それがどういうことなのかを身をもって知ることになりました。

数年前、私が働きだしたコンビニには、Aさんという男性の先輩アルバイトさんがいました。
Aさんは人当たりもよく、穏やかでのほほんとした性格の持ち主でした。
しかしこのAさんが、驚くほど存在感の薄い人だったんです。

私はアルバイトを始めてすぐに「A君は忍者なみに存在感薄いんだよ」と、ほかの先輩アルバイトさんのほとんどから聞かされました。
先輩方から聞いたエピソードの数々は、はっきり言って冗談のようにしか聞こえないものばかりでした。
たとえば、「商品を探しているお客さんが、すぐ隣りで品出ししているAさんに気付かずにレジまで商品の場所を聞きにきた」なんてものや、「確実に視界にAさんの姿が入っているであろう位置にいた店長が「あれ、A君どこいったー?」なんて声を出して呼んでいた」なんてもの、さらには「レジに誰も立っていないように見えて慌てて駆け込んだら、誰もいなかったはずの場所にAさんがフツーに立っていた」、などなど。

はじめは先輩方がこぞって新人である自分をからかおうとして冗談を言っているのかと思っていたんですが、私自身が上の3つのエピソードを全て体験してしまってからは、もう信じるしかなくなってしまいました。ほんとうに忍者なみに気配を消すのがうまい人だったんです。

存在感が薄い、なんていうのは悪口のように聞こえてしまうかもしれませんが、むしろAさんは自分の特性を楽しんでいました。Aさん曰く、「自分がいたことに気付いてびっくりした相手の顔を見るのがおもしろい」んだそうです。

バイトをやめて数年。Aさんはいまでも元気にしているでしょうか……。